ロシア疑惑「捜査に十分協力」 大統領元側近の実刑求めず

ロシア疑惑「捜査に十分協力」 大統領元側近の実刑求めず
いわゆる「ロシア疑惑」をめぐり、司法取引に応じていたトランプ大統領のかつての側近のフリン元大統領補佐官について、モラー特別検察官は、捜査に十分な協力をしたとして実刑を求めないとする文書を裁判所に提出しました。
トランプ政権で安全保障担当の大統領補佐官を務めたマイケル・フリン被告は、政権発足前に行ったロシアの駐米大使との会談の内容について、FBI=連邦捜査局に対し虚偽の説明をしたとして去年12月に訴追されたあと、モラー特別検察官との司法取引に応じ、捜査に全面的に協力する意向を示していました。

今月18日に予定されている判決を前に、モラー特別検察官は4日、これまでの捜査協力に関する文書を裁判所に提出しました。それによりますと、フリン元補佐官は、捜査当局による19回の聴取に応じ、「政権移行チームとロシア政府とのやり取りに関して直接の情報を提供した」ということです。

詳しい協力内容については、現在もロシア疑惑の捜査が続いているとして明らかにされていないものの、「被告の十分な捜査への協力を考慮すると、禁錮刑を科さないことも含め、軽い量刑が相当だ」として、実刑は求めないとしています。

ロシア疑惑をめぐる捜査が大詰めを迎えているという見方も出る中、トランプ大統領の元側近の捜査協力が真相解明につながったのか注目されています。