神戸航空交通管制部のトラブル 海外接続の不具合が原因

神戸航空交通管制部のトラブル 海外接続の不具合が原因
ことし10月に新設されたばかりの「神戸航空交通管制部」でシステムトラブルが相次いだ問題で、海外のシステムと接続する際のプログラムに不具合があったことが分かり、国土交通省は問題点を解消したうえで本格的な運用を目指すことにしています。
南西諸島の空域の管制業務を担当する「神戸航空交通管制部」は、ことし10月に新設されましたが、システムトラブルが相次いだため、古いシステムでの運用を続けています。

国土交通省が原因を調べたところ、海外から飛行してくる旅客機を台湾の管制当局から引き継ぐ際に、データを処理するプログラムに不具合があったことが分かりました。

運用開始にあたって模擬的な試験はしたものの、実際に海外のシステムと接続した運用は行わなかったため、不具合が分からなかったということです。

このほかに、サーバーにデータがたまりすぎ、処理しきれなくなったことも原因だったとしています。

国土交通省はプログラムを改修するとともに、今後、深夜など便数の少ない時間帯に試験的な運用を行い、新たな問題が見つからないか確認したうえで、本格的な運用を目指すことにしています。