国債市場 長期金利4か月ぶりの低水準 米に連動

国債市場 長期金利4か月ぶりの低水準 米に連動
5日の国債の市場では長期金利が低下し、一時、0.05%と、ことし7月末以来の低い水準となりました。世界経済の先行きに慎重な見方が広がり、アメリカの長期金利が低下したことに連動した形です。
国債は、買い注文が増えて価格が上昇すると、利回りは低下する関係にあります。

5日の国債の市場では、国債が買われ、長期金利の代表的な指標である満期までの期間が10年の国債の利回りは一時、4日より0.02%低下し、0.05%をつけました。

これは、日銀が長期金利の一定の上昇を容認することを決めたことし7月末につけた0.045%以来、およそ4か月ぶりの低い水準です。

4日のニューヨーク市場では、株価が大きく下落したことから、投資家は比較的安全な資産とされる国債に資金を移す動きを強め、アメリカの長期金利は3か月ぶりの低い水準になりました。

日本の長期金利もこれに連動して低下した形で、市場関係者は「アメリカの利上げが打ち止めされるという観測から、アメリカの金利はこのところ低下傾向が続いている。米中の貿易摩擦を背景に、世界経済の先行きに慎重な見方をする投資家が増えていて、国債に資金が集まりやすくなっている」と話しています。