岐阜 豚コレラ 3例目の感染確認

岐阜 豚コレラ 3例目の感染確認
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ことし9月以降、豚やイノシシへの豚コレラの感染が相次いでいる岐阜県で、豚への3例目の感染が確認されました。
岐阜県では、ことし9月に岐阜市の養豚場で、先月にも岐阜市が所有する公園の養豚施設で豚への感染が確認されているほか、イノシシへの感染も相次いで確認されています。

こうした中、岐阜県によりますと、美濃加茂市の県畜産研究所で3例目となる豚への感染が確認されました。今月3日に食欲不振などの症状が見られたメスの豚4頭について検査を行ったところ、5日朝になって、このうち2頭の豚コレラへの感染が判明したということです。

この施設では、県が開発したブランド豚の精液を供給するため、現在、繁殖用の豚など491頭が飼育されていて、県は感染の拡大を防ぐため、午前10時すぎからすべての豚の殺処分を進めています。

また県は5日朝、緊急の対策会議を開き、施設から半径10キロ以内を「搬出制限区域」に指定しました。区域内の5つの養豚施設に対し区域外への豚の搬出を禁止する措置を取ることや、区域内に消毒ポイントを設けることを確認しました。

会議で岐阜県の古田知事は、「県の畜産政策の要となる施設で感染が確認され、誠に申し訳ない。防疫対策の強化を図るとともに、原因の究明に全力を尽くしたい」と述べました。

国の検査専門家を派遣へ

岐阜県で発生した3例目の豚コレラでは、ウイルスを検出する検査結果の一部が、岐阜県と国の研究機関で異なったということです。

このため、農林水産省は、今後行う周辺の養豚場を対象にした検査の支援のために、国の研究機関の検査の専門家を岐阜県に派遣することを決めました。専門家は検査体制や手順などを確認して、検査の精度を高めるよう支援することにしています。