プラスチックゴミの海洋汚染防止 国連機関から取り組む考え

プラスチックゴミの海洋汚染防止 国連機関から取り組む考え
国連総会のエスピノサ議長は、プラスチックゴミによる海洋汚染を防ぐため、国連加盟国に行動を呼びかけるとともに、国連機関からまず使い捨てプラスチックの使用をなくすよう取り組む考えを表明しました。
国連総会のエスピノサ議長は4日、記者会見を開き、プラスチックゴミの問題について「現在、年間812万トンが海洋に投棄され、このままでは2050年にはゴミの量が魚の量を上回るかもしれない」と述べて危機感を示しました。

そのうえで、国連総会の議長として193の国連加盟国に対して行動を起こすよう呼びかけるとともに、国連本部を含む国連機関からまず使い捨てプラスチックの使用をなくすよう取り組む考えを表明しました。

エスピノサ議長は、いつまでになくすかについては明らかにしませんでしたが「できることはたくさんある」と述べて、グテーレス事務総長とともに国連の業務を見直していくとしています。

また、会見に同席したカリブ海の島国アンティグア・バーブーダのブラウン首相とノルウェーのスケア国連次席大使は「これは環境問題であると同時に健康問題だ」と訴えて国連と連携して使い捨てプラスチックを減らす啓発活動を展開する方針を示しました。