富士山 けがや体調不良 85%が下山途中

富士山 けがや体調不良 85%が下山途中
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ことしの夏、富士山の山梨県側で登山者がけがをしたり体調を崩したりしたとして寄せられた通報は150件に上り、そのおよそ85%は下山の途中に起きていたことが分かりました。登山の専門家は「体力が消耗している下山中は、転倒などのリスクが高まる」と注意を呼びかけています。
ことし7月から9月にかけての富士山の夏山シーズン中、山梨県側の登山道には15万人余りが訪れ、救護所がある山梨県の総合管理センターにはけがをしたり体調を崩したりしたという通報が150件寄せられました。

山梨県によりますと、このうち84.7%にあたる127件が下山途中の出来事だったということです。

下山中の通報のうち、転倒などによってけがをしたという内容は96件、高山病やどうきといった体調不良の訴えは31件でした。

富士山で登山道のパトロールやガイドをしている太田安彦さんは「登りで体力を消耗したまま下山すると、転倒や体調を崩すリスクが高くなる。自分の経験や体調を把握して行動してほしい」と注意を呼びかけています。