女性サポーターが観戦 権利拡大か イラン サッカー対日本戦

女性サポーターが観戦 権利拡大か イラン サッカー対日本戦
女性によるスタジアムでのスポーツ観戦が長年にわたって禁止されてきたイランで、日本とイランのサッカーチームが対戦した試合の観戦が認められ、女性の権利拡大に向けた動きとして注目されます。
イランの首都テヘランでは10日、サッカーのアジアナンバーワンのクラブを決めるACL=アジアチャンピオンズリーグの決勝戦が行われ、J1の鹿島アントラーズがイランのチームを下して初優勝を決めました。

この試合では、8万人以上を収容するスタジアムの一角に、フェンスで仕切られた女性専用の特別席が設けられ、およそ500人の女性サポーターが試合を観戦しました。

厳格なイスラム国家のイランで、女性のスタジアムでのスポーツ観戦は、男性に危害を加えられるおそれがあるとして、長年にわたって禁止されてきました。

しかし、女性たちの間で観戦を求める声が広がったことなどから先月行われたサッカーの試合で少人数の女性の観戦が認められ、今回さらに人数が拡大されました。

地方から14時間かけて来たという女性は、「男性に変装してスタジアムに入ったことはありましたが女性として入場するのは今回が初めてです。観戦が認められるのなら毎試合来ます」と話していました。

女性のスポーツ観戦を巡っては、サウジアラビアでもことし、スタジアムでの観戦を認めていて女性の権利拡大に向けた動きとして注目されます。