テニス錦織 フェデラー戦前に「特に出だしが重要」

テニス錦織 フェデラー戦前に「特に出だしが重要」
テニスの錦織圭選手が、11日にロンドンで開幕する男子ツアーのシーズン最終戦、ツアーファイナルを前に9日、NHKのインタビューに応じ、スイスのロジャー・フェデラー選手との初戦について「早い場面でリードできればいいリズムがつかめてくると思うので、特に出だしが重要だ」と試合序盤の戦い方がカギになると話しました。
この中で錦織選手はことし1年を振り返り、「ことしの始めは自分のテニスを見失ってしまったのではないかと思うなど、悪い時期も例年以上にあった。最後にツアーファイナルに出場できて、よく頑張ってこれたなと思う」と話しました。

2年ぶりの出場となったツアーファイナルについては、会場のコートの感触に触れ「2年前に出場した時と比べてコートががらっと変わり、球足が速くなっている。正直もう少し遅いほうが自分には合っているかなと思うが、この速さは先週のパリの大会で経験した。より速いボールや速い展開が効いてくると思うので、そうしたプレーを心がけながら戦いたい」と話しました。

そして初戦で、6連敗中の世界ランキング3位のスイスのロジャー・フェデラー選手と戦うことについて「初戦なのでフレッシュな状態で臨めるがお互い緊張感のある試合になると思う。なるべく早い場面でリードできればよりいい展開、いいリズムがつかめてくると思うので、特に出だしが重要だ」と試合序盤の戦い方がカギになると話しました。

そのうえで「彼の試合展開は徐々に頭に入ってきていて過去の内容を繰り返さないようにプレーを少し変える。いちばん強い相手ではあるが、いい流れを作るためにもいい試合で終わりたい」と話していました。

記者会見では「何かを変えて戦わなければ」

錦織選手は右手首のけがから復帰した今シーズン、試合を重ねるごとに調子を上げ、9月に四大大会の全米オープンでベスト4に入ったほか、先月のツアー大会でも準優勝しました。そして年間成績で9位となり、上位の選手が欠場したため、2年ぶりにツアーファイナルへの出場を決めました。

錦織選手は9日、ロンドンの大会会場で記者会見し、「今回の出場はラッキーではあったがすごくうれしい。今シーズンはトップ10に入ることを目標にして、少しずつ自信をつけてここまで来ることができたのでことしの1年に満足している。この大会をボーナスのようなものだと思って戦いたい」と抱負を語りました。

錦織選手は初戦でフェデラー選手と対戦することについて「何か変えて戦わないといけないと思っているので、これからチームと話し合って作戦を詰めていくが、自信を持ってプレーしたい。彼のなるべく嫌いなところを突くことができるよう、思い切ってやりたい」と話していました。