就寝の幼児の呼吸確認は約8割 保育施設の安全対策徹底されず

就寝の幼児の呼吸確認は約8割 保育施設の安全対策徹底されず
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保育所などでの重大事故を防ぐ対策について総務省は、子どもが寝ているときの呼吸の確認を行っている施設が8割程度にとどまるなど、安全対策が徹底されていないとする調査結果をまとめ、対策の重要性を周知するよう厚生労働省などに勧告しました。
総務省行政評価局は去年、全国の保育所や認定こども園などからおよそ150の施設を抽出し、国の指針で定められた子どもの重大事故を防ぐ対策が徹底されているか調査しました。

このうち、寝ている時に呼吸をしているかやうつ伏せ寝になっていないかを確認していた施設は0歳児で84%、1歳児では80%にとどまりました。

また、プールなどで指導役とは別に監視役を配置していた施設は70%でした。

さらに、保育士などが救急救命を学ぶため心肺蘇生法の講習を受けていた施設は73%、飲み込んだ異物を取り除く講習を受けていた施設は47%でした。

総務省行政評価局は、事故対策の重要性を施設側に周知し監査などで適切な指摘をするよう、厚生労働省と内閣府に勧告しました。

厚生労働省と内閣府は「説明会や通知などで改善していきたい」としています。