中国新車販売 減少続く 28年ぶり前年下回る見通し

中国新車販売 減少続く 28年ぶり前年下回る見通し
中国経済が減速する中、先月の新車の販売台数は、去年の同じ月を、2か月連続で、10%以上下回りました。自動車メーカーの業界団体は、ことし1年間の販売台数が、28年ぶりに前年を下回るという見通しを示しています。
中国自動車工業協会の発表によりますと、中国の先月の新車の販売台数は238万台と、去年の同じ月を11.7%下回りました。

新車の販売台数が去年の同じ月を下回るのは4か月連続で、10%以上の減少は9月に続いて2か月連続となります。

これは、去年実施されていた小型車を対象とした減税措置がことしは廃止されたことの反動によるほか、アメリカとの貿易摩擦の激化に伴って景気の先行きに不透明感が広がっていることも影響したとみられます。

ことし1月から先月までの累計の販売台数も去年の同じ時期を0.1%下回っています。

記者会見した中国自動車工業協会の幹部は、先行きについて「ことしの第4四半期の販売台数が去年を下回るのは間違いない」と述べ、ことし1年間の販売台数が1990年以来、28年ぶりに前の年を下回るという見通しを示しました。