1人横綱 稀勢の里 優勝目指す 大相撲九州場所 あさってから

1人横綱 稀勢の里 優勝目指す 大相撲九州場所 あさってから
11日から始まる大相撲九州場所の初日の取組が決まり、横綱としてただ1人出場し、優勝を目指す稀勢の里は、初日に小結の貴景勝と対戦します。
日本相撲協会は、九州場所が行われる福岡市の福岡国際センターで、初日と2日目の取組を決める「取組編成会議」を開き、3人の横綱のうち、先場所優勝の白鵬が右のひざと足首を手術した影響で、鶴竜が右の足首付近を痛めてともに休場を届け出ました。

横綱としてただ1人出場する稀勢の里は、初日は小結の貴景勝と、2日目に前頭筆頭の妙義龍と対戦します。稀勢の里は、左の胸や腕のけがによる8場所連続休場から復帰した先場所は、10勝を挙げて復活の兆しを見せました。

その後、場所前の稽古でも幕内上位の実力者相手に順調に稽古を重ね、今場所の目標にみずから「優勝」を掲げています。

1人横綱として、ことし最後の場所の土俵を締める役割を担うだけでなく、完全復活をかけて去年3月の春場所以来となる、通算3回目の優勝を目指すことになります。

関脇 御嶽海 大関昇進は

また、ことし7月の名古屋場所で優勝するなど、関脇として直近の二場所で22勝を挙げている御嶽海は、初日に前頭2枚目の栃煌山と、2日目に前頭2枚目の玉鷲と対戦します。

御嶽海の大関昇進について、日本相撲協会の阿武松審判部長は「相撲内容と高い次元の白星が求められる。勝ち進んで行き、それからの話だ」としていて、御嶽海は再び大関昇進に向けた機運を高めるために、序盤から白星を重ねることが求められます。

幕内力士の休場は、2人の横綱のほかに小結に返り咲いた魁聖で、師匠の友綱親方は、場所前の稽古で左のふくらはぎを肉離れしたことを明らかにしたうえで、「数日間休んで途中出場する」と話しています。

阿武松審判部長「稀勢の里は優勝に絡んで」

日本相撲協会の阿武松審判部長は白鵬と鶴竜の横綱2人が休場することについて「残念です。他の力士の熱戦を期待したい」と話しました。そのうえで、1人横綱として出場する稀勢の里については、場所前の一門の連合稽古での印象を踏まえて「左の攻めがよく、相撲の流れができている。相当いい感じに仕上がっていると思うので期待は大きい。優勝に絡んでもらいたい」と大きな期待を寄せていました。