米国務省 「北朝鮮との高官協議延期は日程上の問題」

米国務省 「北朝鮮との高官協議延期は日程上の問題」
アメリカと北朝鮮の高官協議が延期された理由について、アメリカ国務省は、日程上の問題にすぎないとして、北朝鮮の非核化に向けた協議は順調に進んでいると強調しました。
アメリカのポンペイオ国務長官は、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の側近のキム・ヨンチョル副委員長と今月8日、ニューヨークで非核化をめぐる協議を行うことにしていましたが、前日の7日になって延期を発表しました。

これについて、アメリカ国務省のパラディーノ副報道官は7日の会見で、「あくまでも日程上の問題だ。日程が変わるのはいつものことだ」と説明しました。

会見では詳しい説明を求める質問が相次ぎましたが、パラディーノ副報道官は、北朝鮮はミサイルの発射実験や核実験をやめているとしたうえで、北朝鮮の非核化に向けた協議について「今のところとても順調で、今後もうまくいくと確信している」と強調しました。

トランプ大統領も7日の記者会見で、協議を急いではいないとしたうえで、キム委員長との2回目の首脳会談について「来年の早いうちに行う」と述べ、来年になるという見通しを明らかにしました。

しかしアメリカが非核化に向けたさらなる措置を求めているのに対して、北朝鮮は経済制裁の緩和を求める主張を強めていて、協議の行方は依然として不透明です。