学校襲撃の武装グループ 70人以上の生徒全員解放 カメルーン

学校襲撃の武装グループ 70人以上の生徒全員解放 カメルーン
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アフリカ中部のカメルーンで、学校に押し入った武装グループによって連れ去られた生徒70人以上について、政府当局者は7日、全員解放されたことを明らかにしました。しかし、一緒に連れ去られた教師などの安否はわかっておらず、教育現場が紛争に巻き込まれる深刻な事態に懸念が広がっています。
カメルーン西部の町バメンダで5日、武装グループが学校に押し入り、10代の生徒70人以上や教師などの学校関係者数人を連れ去りました。

現地では、連れ去られた生徒たちの捜索が行われるとともに、地元のキリスト教の教会が武装グループとの交渉に乗り出していましたが、教会関係者や政府当局者は7日、現地メディアに対し、生徒たちが全員解放されたことを明らかにしました。

しかし、一緒に連れ去られた教師などの安否はわかっていません。

カメルーンでは、フランスがかつて支配していた東部のフランス語圏を中心とする政府軍と、イギリスがかつて支配していた西部の英語圏を拠点とする反政府武装グループの間で戦闘が拡大していて、今回の襲撃は、反政府武装グループが政府の権威に挑戦するために行ったとみられています。

先月行われた大統領選挙では、30年以上権力の座にいるビヤ大統領が再選され、反政府武装グループへの対決姿勢を強めていて、激しさを増す紛争の影響が教育現場にも及ぶ深刻な事態に懸念が広がっています。