広島 丸 国内フリーエージェント権行使を表明

広島 丸 国内フリーエージェント権行使を表明
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プロ野球・広島のリーグ3連覇に貢献した丸佳浩選手が、国内に限ったFA=フリーエージェントの権利を行使することを表明し、「プロである以上、他球団の評価を聞いてみたかった」と理由を説明しました。
丸選手は7日、広島市のマツダスタジアムを訪れ、球団にフリーエージェントの関する書類を提出したあと、報道陣の取材に応じました。

丸選手は「きのう決断した。プロである以上、他球団の評価を聞いてみたかった。それを聞ける機会はなかなかない」と話し、権利を行使することを表明しました。

球団側が権利を行使した場合でも残留を求めていく考えを示していることについては「『宣言残留』を認めてもらっているので、いろいろ考えた結果、権利を行使した。どうなるか分からないが、はっきりと答えを出したい」と話しました。

丸選手はプロ11年目の29歳。走・攻・守、三拍子そろった外野手で、タイトルは盗塁王と最多安打をこれまで1回ずつ獲得し、ゴールデン・グラブ賞も去年まで5年連続で受賞したほか、セ・リーグのMVPにも選ばれています。
今シーズンも打率3割6厘、自己最多39本のホームランを打ち、球団初となるリーグ3連覇に貢献しました。

丸選手については、原辰徳監督を迎えた巨人や、出身地の千葉に本拠地を置くロッテが調査を進めていて、今後、複数の球団が獲得に名乗りを上げる可能性があります。

広島 鈴木球団本部長「代わりいない 残留してほしい」

丸選手のFA宣言について、広島の鈴木清明球団本部長は「事前の話し合いで、『宣言残留できるのか』と聞かれていて、『構わない』と伝えている。提示した条件が変わることはないが、球団として最大限の評価をした」と話していました。

そのうえで、「彼がいろんな話を聞いて最終的に決めること。ただ、彼の代わりはおらず補強は無理なので、残留してほしい」と話していました。

巨人 原監督「球団がきちんと動く」

広島の丸佳浩選手が国内に限ったフリーエージェントを宣言したことを受けて、巨人の原辰徳監督は「球団がきちんと動くと思います」と話し、獲得に向けて動き出す見通しを示しました。

原監督は7日、丸選手のFA宣言を受けて、宮崎空港で取材に応じ「球団がきちんと動くと思います。今はそれしか言えません」と明言は避けたものの、獲得に向けて動き出す見通しを示しました。

巨人は、今シーズン、チーム打率がリーグ4位、得点では首位の広島に100点近い差をつけられて、4年連続でリーグ優勝を逃していて、丸選手は、打線を強化したい巨人の補強ポイントとも一致します。

ロッテも獲得に興味 調査進める

国内に限ったフリーエージェントを宣言した広島の丸佳浩選手には丸選手の出身地、千葉を本拠地とするロッテも獲得に興味を持っていて、調査を進めています。

ロッテの林信平球団本部長は、シーズン終了後「ハードルは高いがFAでの獲得をしないとは言わない」と調査していることをうかがわせていました。

特に、外野手には年齢の高い選手が多く、レギュラーを固定できなかったことに加え、打線の強化も課題で、丸選手はチームの補強ポイントと一致します。

さらに、本拠地のある千葉県出身の地元選手とあって早い段階から獲得へ向けた興味を持っていて、交渉解禁に向けて複数年の大型契約を提示する準備を進めています。