米南部に大型ハリケーン接近 すでに道路冠水の被害も

米南部に大型ハリケーン接近 すでに道路冠水の被害も
大型のハリケーンが14日にも、アメリカ南部に上陸する見通しで、ハリケーンが近づいている州では、高潮や大雨による道路の冠水や停電などの被害が出ていて、厳重な警戒が続いています。
アメリカの気象当局によりますと大型のハリケーン「フローレンス」は、現地時間の13日夜(日本時間の14日正午)の段階で、大西洋の海上にあって、北西に進んでいます。

「フローレンス」は、中心の気圧が956ヘクトパスカル、最大風速40メートルで、5段階のうちのいちばん下の「カテゴリー1」になったものの、依然、強い勢力を維持していて、現地時間の14日にもアメリカ南部ノースカロライナ州に上陸する見通しです。

気象当局は、場所によっては、来週初めにかけて1000ミリを超す雨が降り、3メートルを超す高潮のおそれがあるとしていて、ノースカロライナ州やサウスカロライナ州など5つの州と、首都ワシントンには非常事態宣言が出され、避難の命令の対象は100万人以上にのぼっています。

ハリケーンが近づいているノースカロライナ州では、高潮の発生や大雨によって道路が冠水するなどしていて、アメリカのメディアは10万戸以上が停電していると伝えています。

アメリカでは、去年、相次いで大型のハリケーンに襲われて、南部テキサス州やアメリカの自治領プエルトリコなどで多くの市民が死亡していて、最大級の警戒態勢がとられています。