ソフトボール世界選手権 日本はサヨナラ負けで準優勝

ソフトボール世界選手権 日本はサヨナラ負けで準優勝
ソフトボールの世界選手権は12日夜、千葉市のZOZOマリンスタジアムで決勝が行われ、日本はアメリカにタイブレークの延長10回、6対7でサヨナラ負けし、2大会連続の準優勝で銀メダルを獲得しました。
2年ごとに開催されているソフトボールの世界選手権は20年ぶりに日本で開催され、2大会ぶり4回目の優勝を目指す世界ランキング2位の日本は、12日午後行われた敗者復活戦で世界3位のカナダに勝ち、準決勝で敗れたアメリカと12日夜の決勝で再び対戦しました。

試合は日本が3回、4番の山本優選手のタイムリースリーベースで先制しました。

しかし、敗者復活戦に続いて先発したエースの上野由岐子投手が、その裏、アメリカの5番、スポールディング選手に逆転のスリーランホームランを打たれ、この大会予選リーグから無失点だった上野投手が初めて得点を許しました。

その後、日本は二刀流の6番 藤田倭選手のホームランで追いつきますが、再び同点とされ3対3となり、準決勝に続いてアメリカとは2試合連続でタイブレーク方式の延長戦に入りました。

日本は延長10回、藤田選手のこの試合2本目のホームランとなるツーランで勝ち越しましたが、その裏、上野投手が3点を奪われ6対7でサヨナラ負けを喫しました。

日本は上野投手が2試合を投げきる力投を見せましたが、2大会連続の準優勝となりました。

宇津木監督「課題が見えた大会」

日本代表の宇津木麗華監督は、「上野のピッチングは、100点以上だったが、自分自身がいろいろな経験をして再スタートしなければいけないと思った試合だった」とアメリカに敗れた決勝を振り返りました。

また「野手のパワー不足や、若手のピッチャーに経験を積ませなければいけないことなど、課題が見えた大会だったので、大きな希望を持って再びあすから頑張りたい」と東京オリンピックに向けて新たな意気込みを話しました。

上野「東京五輪につなげる」

敗者復活戦と、勝ち上がった決勝の2試合17イニングを完投した日本のエース・上野由岐子投手は、「打線が6点も取ってくれた試合を勝てなかったのは申し訳ない」と試合を振り返りました。

そのうえで「課題もしっかり見えてきたし、負けて終わるほうが学ぶことも多いと思う。この経験を生かして東京オリンピックにつなげるしかない」と話していました。

藤田「上野投手の背中の大きさに感動」

決勝で2本のホームランを打った二刀流の藤田倭選手は、「準決勝はピッチャーとしてだめだったので、エースの上野投手に負け試合をさせるわけにいかないと打席にたった」と自身のホームランを振り返りました。

そして「上野投手の背中の大きさに感動したと同時に、その背中と同じレベルになっていないと東京オリンピックではマウンドに立てないと思った。これから若手ピッチャーが結果を出していかないといけない」と今後への抱負を話していました。