体操全日本学生選手権 白井と萱が世界選手権に向け手応え

体操全日本学生選手権 白井と萱が世界選手権に向け手応え
体操の全日本学生選手権は兵庫県で種目別の決勝が行われ、白井健三選手と萱和磨選手は、日本代表として出場する10月の世界選手権に向けて手応えをつかんだ内容でした。
兵庫県尼崎市で開かれている体操の全日本学生選手権は、最終日の12日、男女の種目別の決勝が行われました。

世界選手権の代表メンバーの1人、白井選手は3種目に出場し、このうち得意の「ゆか」ではH難度の大技で、伸身宙返りをしながら体を2回ひねる「シライ3」など難度の高い技を組み込んだ演技で14.950の得点を出し、2位に大差をつけて優勝しました。

白井選手はこのほか、「跳馬」で3位、「鉄棒」で7位でした。

また、4種目に出場した萱選手は、得意の「あん馬」で世界選手権を見据えた演技構成で臨みました。演技ではG難度の大技で、あん馬の上で倒立したあと開脚し、器具を1周する「ブスナリ」でバランスを崩しかけたものの、持ちこたえて演技をこなしました。得点は14.700で2位となり、これまでよりも難しい演技で手応えをつかんだ内容でした。

萱選手は、このほか「つり輪」で5位、「平行棒」で7位「鉄棒」で4位でした。

白井「やっぱりやるなという演技を見せられた」

白井健三選手は、11日に6種目に出場したことを踏まえ、「きのうの演技からあまり時間もたっていなかったし、疲れもたまっていたが、種目別のゆかでは“白井はやっぱりやるな”という演技を見せられたと思う」と笑顔で話していました。さらに10月の世界選手権に向けて「大会で使われる器具が日本のものとは違うので、まずは器具に慣れることに優先的に取り組みたい。まだ2か月あるので、演技の細かい部分にこだわって技の出来栄えを上げていきたい」と話していました。

萱「少し無理して頑張った」

萱和磨選手は「疲れもたまっているので出場する種目数を減らすこともできたが、世界選手権を見据えて少し無理して頑張った。難しい演技構成でもしっかりこなせてよかった」と振り返りました。さらに「まだまだ技の出来栄え点を上げることができる。世界選手権の目標は団体の金メダルなのでもっともっと磨きをかけて日本ならではの美しい体操で世界一になりたい」と世界選手権を見据えていました。