米大統領 バージニア州の衝突1年を前に社会の結束呼びかけ

米大統領 バージニア州の衝突1年を前に社会の結束呼びかけ
k10011574071_201808120714_201808120738.mp4
アメリカのトランプ大統領は南部バージニア州で去年、白人至上主義を掲げるグループとこれに抗議するグループが衝突して、30人余りが死傷した事件から1年になるのを前に、ツイッターに「あらゆる差別を非難する」などと書き込み、社会の結束を呼びかけました。
アメリカ南部バージニア州のシャーロッツビルでは去年8月、全米から集まった白人至上主義などを掲げるグループとこれに抗議するグループが激しく衝突し、女性1人が死亡、30人以上がけがをしました。

事件から1年となる12日を前に、トランプ大統領はツイッターに投稿し、「去年の衝突は無益な犠牲と社会の分断につながった」と指摘しました。

そのうえで「私たちは国として団結しなければならない。あらゆる差別と暴力を非難する。すべての人たちに平和を」と書き込み、社会の結束を呼びかけました。

12日には首都ワシントンで双方のグループの大規模なデモが計画されていて混乱も予想されるほか、地元バージニア州でも不測の事態に備え、知事が非常事態宣言を出しています。

トランプ大統領としては事件の直後、白人至上主義を明確に否定せず反発が広がったことから、12日を前に人種差別を非難し結束を訴えることで、再び自身に批判が及ぶ事態を避ける思惑もあるものと見られます。