防災ヘリ墜落 高度維持し旋回後 斜面に衝突か

防災ヘリ墜落 高度維持し旋回後 斜面に衝突か
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10日、群馬県の防災ヘリコプターが山中に墜落し9人が死亡した事故で、機体は一定の高度を維持しながら旋回したあと、斜面に衝突したと見られることがGPSの位置情報の記録などからわかりました。国の運輸安全委員会は、当時の気象状況なども確認して、事故原因の特定を進めることにしています。
10日、登山道の視察で飛行していた群馬県の防災ヘリコプター「はるな」が、中之条町の山中に墜落した事故では、乗っていた9人全員が死亡しました。

県が公表したGPSの位置情報の記録によりますと、「はるな」は墜落の3分ほど前、Uターンするように旋回していました。その際、飛行高度はおよそ2100メートルから2200メートルを維持していましたが、周辺は標高が高く、所によって山の斜面すれすれを飛ぶいわゆる低空飛行をしていたことが位置情報から新たにわかりました。

また、旋回した時は時速20キロから75キロほどでしたが、墜落直前には150キロ近くに速度を上げ、水平飛行のまま山の斜面に衝突したと見られています。

国の運輸安全委員会は、この3分間に何らかの異変があったと見て、当時の気象状況なども確認しながら事故原因の特定を進めることにしています。