夏の甲子園 愛工大名電が白山に勝利

夏の甲子園 愛工大名電が白山に勝利
100回の記念大会の夏の全国高校野球、7日目の第4試合は、西愛知の愛工大名電高校が三重の白山高校に10対0で勝ち、夏の甲子園では30年ぶりに初戦突破しました。
愛工大名電は1回、2番のキャプテン・西脇大晴選手のタイムリーヒットなどで3点を先制しました。中盤に追加点を挙げたあと、8回には2本のソロホームランが出るなど、効果的に得点を重ね、10対0で勝ちました。

愛工大名電は夏の甲子園では、昭和63年以来、30年ぶりとなる勝利です。

春夏通じて甲子園初出場の白山は、愛工大名電の2人のピッチャーに対し、ヒット6本に抑えられて得点を奪えませんでした。

愛工大名電 西脇主将「いい試合できた」

勝った愛工大名電高校のキャプテン、西脇大晴選手はホームランを含む4安打3打点の活躍について、「1回に得点でき、自分たちに有利な試合運びができました。ホームランは狙い球を絞らずにストレートを振り抜いたらスタンドに入りました。大歓声が上がってうれしかったです」と振り返りました。

また、対戦相手の白山高校への大声援については、「今まで経験したことのない大声援だったので、落ち着くよう自分に言い聞かせました。相手の勢いにのまれずにいい試合ができてよかったです。これからも全国制覇を目指して一戦一戦勝ちたいです」と話していました。

愛工大名電 倉野監督「感無量」

愛工大名電高校の倉野光生監督は自身が率いた過去7回の夏の甲子園では白星がなく、今大会で初めて勝ちました。

倉野監督は「感無量です。100回大会で皆さんに喜んでもらえてよかったです。試合は先制したことと相手の上位打線を抑えることができたのが大きかった」と振り返りました。

また、去年秋からバッティング練習を強化し、バントなど小技を多用する戦い方から打ち勝つチームに戦術を変えたことについては「きょうはうまくいきすぎた。選手が一生懸命、バットを振ってきた努力の成果です。ただ3人で攻撃を終える場面もあって、もっと粘ることが必要だと思いました。次の試合もつないでいく野球をしたいです」と意気込んでいました。

白山 栗山選手「人生いちばんの思い出」

白山高校の栗山翔伍選手は「守備はいいプレーができたので、100点満点です。たくさん人が応援に駆けつけてくれたのに、悔しい結果に終わってしまいました。甲子園で楽しく野球できたことは人生でいちばんの思い出です」と話していました。

白山 東監督「選手に感謝」

白山高校の東拓司監督は「10点差だったが、最後まで力を出し切れたのは収穫です。全国レベルのバッティングや守備を肌で感じました。甲子園でたくさんの人が応援してくれました。地元からたくさんの人が応援に来てくれたのも力になりました。甲子園はすごくいいところで楽しかった。3年生は頑張ってくれたと思います。選手に感謝しています」と話していました。