歴史問題で南北が連携 労働団体が徴用工追悼集会 ソウル

歴史問題で南北が連携 労働団体が徴用工追悼集会 ソウル
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韓国の労働団体と民間交流の一環でソウルを訪れている北朝鮮の労働団体が、戦時中に日本で働かされた朝鮮半島出身の徴用工を追悼する集会を開き、日本の植民地支配をめぐる歴史問題で南北が連携する動きを見せています。
この集会は、北朝鮮との民間交流を推進している韓国の労働団体「民主労総」が中心となってソウル市内にある徴用工を象徴する像の前で開きました。

北朝鮮側からは、ことし4月の南北首脳会談後、初めての民間交流の一環でソウルを訪れている労働団体の関係者およそ20人が参加し、像の前に菊の花を手向けて深々と頭を下げていました。

北朝鮮の一行は献花をしたあと足早に立ち去りましたが、会場では韓国側の参加者が「私たちは一つだ」と大きな声を上げていました。

韓国人の男性は「一つの民族として同じ歴史、苦痛を経験したので、一緒に解決していきたい」と話していました。

韓国では、別の民間団体が戦時中に日本で亡くなった朝鮮半島出身者の遺骨の発掘や返還を進めるために北朝鮮側と協力することで一致するなど、南北間の交流が活発になる中、日本の植民地支配をめぐる歴史問題で連携する動きを見せています。