夏の甲子園 龍谷大平安 サヨナラ勝ち 甲子園通算100勝目

夏の甲子園 龍谷大平安 サヨナラ勝ち 甲子園通算100勝目
100回の記念大会となる夏の全国高校野球、7日目の第1試合は、京都の龍谷大平安高校が、鳥取城北高校に3対2でサヨナラ勝ちし、史上2校目となる甲子園通算100勝目をあげました。
龍谷大平安は1回、京都大会で打率7割5分をマークした3番・松本渉選手のスリーベースヒットで先制し、4回にも1点を追加し、リードを広げました。

8回に同点に追いつかれましたが、龍谷大平安は9回ウラ、2アウト三塁から2番・安井大貴選手がレフト線へタイムリーヒットを打ち、3対2でサヨナラ勝ちをおさめました。

通算100勝目は中京に次いで史上2校目

これで龍谷大平安は、春と夏の甲子園での勝利数が通算で100勝となり、愛知の中京大中京高校に次いで史上2校目の快挙達成です。

鳥取城北は2点を追う8回に3本のヒットを集めて同点に追いつき、エースの難波海斗投手も粘り強いピッチングを見せましたが、最後に力尽きました。

龍谷大平安 安井選手「サヨナラヒット ”自分が決めてやろう”」

9回に、甲子園通算100勝目を決めるサヨナラヒットを打った龍谷大平安高校の安井大貴選手は、「8回は自分のミスで同点にされてしまったが、ピッチャーがそのあと0点に抑えてくれた。サヨナラヒットの場面は2年生の水谷選手が2つの盗塁を決めて気持ちをみせてくれたので”絶対自分が決めてやろう”という気持ちでスイングした。ヒットになったときは正直ほっとした」と話していました。

そのうえで「監督に100回大会で100勝させることができた。それが1番うれしいです」と話していました。

龍谷大平安 原田監督「選手たちはよくやってくれた」

甲子園通算100勝を達成した龍谷大平安高校の原田英彦監督は、「100回大会での通算100勝を絶対やろうと思っていた。途中で同点にされてドキドキしたが、本当に選手たちはよくやってくれた。いいプレゼントをもらいました」と話していました。

そのうえで「よい形で先制することができたが終始リードすることができなかった。やはり甲子園でのゲームはそう簡単にはいかない」と振り返っていました。

鳥取城北 難波投手「同点に追いついてくれたのに」

敗れた鳥取城北高校の難波海斗投手は、「せっかくみんなが頑張って、同点に追いついてくれたのに、申し訳ない。マウンドでみんなに『ここまできたから大丈夫』と励ましてもらって、気持ちを込めて投げたが、最後に打たれてしまった。後輩たちは、自分たちの分まで、甲子園で勝てるように頑張ってほしい」と涙ながらに話していました。

鳥取城北 片山主将「全然打てなかった 申し訳ない」

敗れた鳥取城北高校のキャプテン、片山隼選手は、「序盤から相手を打ち込むことができなかったのが悔やまれる。難波投手が気持ちのこもった投球で抑えてくれたのに、自分が全然打てなかったのが、申し訳ない。」と悔しそうに話していました。

そのうえで「歴史ある100回目の大会で、後半は自分たちの攻めの野球が見せられたことはよかった。後輩たちにも頑張ってほしい」と話していました。

鳥取城北 山木監督「勝てるチャンスがあったので悔しい」

敗れた鳥取城北高校の山木博之監督は、「終盤、選手たちが執念をみせてくれて、勝てるチャンスがあったので悔しい。伝統校相手の1点差ではあるが、この差がどこにあったのか、わからない」と振り返りました。

そのうえで、「選手たちは厳しい練習をしてきたからこそ、ここまで、いい試合をできたのだと思う。甲子園で、お客さんもたくさん入っている中、いい試合ができて、こんなに楽しい夏はなかった」と話していました。