入江陵介 100m背泳ぎで銀 ベテランが誓う「さらなる成長」

東京で行われている競泳のパンパシフィック選手権、男子100メートル背泳ぎでは日本代表で最年長の28歳、入江陵介選手が52秒78で銀メダルを獲得しました。
入江選手はメダルなしに終わったリオデジャネイロオリンピックのあと、東京オリンピックを目指し、一から出直す意味も込めてアメリカに練習拠点を移しました。

そこでは先月世界記録を出した女子の背泳ぎの選手とともに練習を積み、課題とする前半のスピードアップなどに取り組んできました。

10日の決勝で、入江選手は前半の50メートルを3位で折り返し、得意の後半で追い上げて1人を抜き、銅メダルを獲得したロンドンオリンピックの決勝で出した自身のタイムより速い記録をマークしました。

レース後は「小さな一歩だが年々進化している。2020年に向けていい一歩になった」と手応えを口にしました。

その一方で金メダルを獲得したアメリカの選手の優勝タイムが入江選手のベストタイムより速い51秒94だったことについて「レース中は足元しか見えていなかった。上には上がいると改めて実感した」と、さらなる成長を誓いました。

進化を止めない28歳は大会最終日の200メートル背泳ぎに向けて「気持ちを切らさず、自分の力を出し切りたい」と意気込みました。