日航ジャンボ機事故 遺族らが安全センター見学

日航ジャンボ機事故 遺族らが安全センター見学
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520人が犠牲となった日航ジャンボ機墜落事故から来月で33年となるのを前に、遺族らが事故機の残骸や遺品を展示する施設を見学し、事故の教訓を伝えていく大切さなどについて話し合いました。
昭和60年、日本航空のジャンボ機が群馬県の御巣鷹の尾根に墜落した事故では520人が犠牲となり、発生からことしで33年になります。

事故が起きた8月12日を前に、遺族らが呼びかけ、墜落した機体の残骸や遺品などを展示している日本航空の「安全啓発センター」の見学会が14日、行われました。

見学会には52人が参加し、担当者から機体後部の「圧力隔壁」と呼ばれる部品の修理ミスが事故の原因とされていることや、機体のコントロールができなくなり、30分以上にわたって激しい揺れが続いたあとに墜落したことなどの説明を受けていました。

日航機事故の遺族のほか、平成6年に名古屋空港で起きた中華航空機事故の遺族や、4年前の御嶽山の噴火災害の遺族なども参加し、事故や災害の教訓を伝えていくことの大切さについて意見を交わしました。

日航機事故の遺族で作る「8.12連絡会」事務局長の美谷島邦子さんは「大切な人を亡くした遺族が思う、『命をむだにしたくない』という思いは一緒です。遺族一人一人の力は小さいですが、つながることで安全の大切さを発信していきたいです」と話していました。