函館空襲から73年 市民らが慰霊祭 北海道

函館空襲から73年 市民らが慰霊祭 北海道
太平洋戦争末期にアメリカ軍の攻撃を受け、79人が犠牲になった函館空襲から73年となる14日、北海道函館市の寺で慰霊祭が開かれました。
昭和20年の7月14日と15日の2日間、北海道内は各地でアメリカ軍による空襲を受けました。

このうち、函館市では、街に投下された爆弾などで、合わせて79人が犠牲になりました。

函館市船見町にある称名寺には、犠牲となった人たちの名前が刻まれた石碑が建てられていて、毎年、市民グループが慰霊祭を開いています。

30回目となった14日は、遺族などおよそ20人が慰霊碑に集まり、僧侶がお経をあげる中、静かに手を合わせて祈りをささげました。

また、市内の中学校の先生が「今は平和に暮らしているが、もし自分がその当時に生まれていたら、助かっていなかったかもしれないことは忘れてはいけないと思った」と生徒が書いた戦争学習の感想文を代読すると、訪れた人たちは静かに聞き入っていました。

主催した市民グループ「函館空襲を記録する会」の浅利政俊さんは「大人が真剣に函館空襲は何だったのかを学び、若い人たちにも慰霊碑の精神を引き継いでいきたい」と話していました。