「100m進むのに30分」被災地で大渋滞 復旧に影響も 岡山

「100m進むのに30分」被災地で大渋滞 復旧に影響も 岡山
3連休初日の14日、豪雨で大きな被害を受けた岡山県倉敷市の真備町につながる道路は、激しい渋滞が発生しました。このままでは、救急搬送や復旧活動に影響が出るおそれがあることから、倉敷市は、不要不急の車の利用を控えるよう呼びかけています。
豪雨で広い範囲が浸水した倉敷市真備町では、14日から全国のボランティアの受け付けが始まるなど、復旧活動が本格化しています。

しかし、それに伴って、真備町と周辺を結ぶ道路では、朝から渋滞が発生し、総社市と真備町を結ぶ川辺橋では、午前中から激しい渋滞が発生しました。

あまりの渋滞に、近くに車を止めて隣の歩行者用の橋をわたって歩いて真備町に入る人の姿も多く見られました。

岡山市内から親族の見舞いに訪れた56歳の女性は「あまりに進まないので、離れた駐車場に車を止めてきました。少しでも親族の力になりたいと思っています」と話していました。

また、親族の家の片付けのために総社市内から歩いてきた71歳の男性は「本当は車を使って物資を運びたかったのですが、家の前の道は100メートル進むのに30分もかかってしまったため、歩いてきました。ひざが悪いので大変ですが、そうも言ってられません」と話していました。

倉敷市では、3連休の初日で、ボランティアのほか、被災した親族や知人の手助けする人など、復旧活動に伴う人の動きが増えていることが背景にあるのではないかと話しています。

このままでは、救急搬送や復旧活動に影響が出るおそれもあることから不要不急の車の利用を控えるよう呼びかけています。

真備町周辺の道路状況は

倉敷市によりますと、被害の大きかった真備町周辺では、主に南側から橋をわたって町に入る道路で渋滞が発生しています。

最も渋滞が続いているのは、小田川にかかる宮田橋周辺の県道倉敷美袋線です。この道路は、中国職業能力開発大学校に開設されているボランティアセンターから真備町に入る最短ルートです。

このほか、その東側にある二万橋周辺の県道大曲船穂線や、総社市と真備町を結ぶ川辺橋周辺の国道486号線も渋滞しています。

倉敷市は、救急搬送や復旧活動に影響が出るおそれもあることから、不要不急の車の利用を控えることや真備町に向かう場合には、最新の渋滞情報を確認し、回り道のルートも検討するよう呼びかけています。