パキスタン 有罪判決の元首相が帰国 収監される

パキスタン 有罪判決の元首相が帰国 収監される
不正に得た資金で海外に不動産を購入したとして禁錮10年の有罪判決を受けたパキスタンのシャリフ元首相が、13日夜、滞在先のイギリスから帰国し、収監されました。
パキスタンの首相だったナワズ・シャリフ被告は、いわゆる「パナマ文書」をきっかけに脱税などの疑惑が明るみに出て、今月6日、不正に得た資金でイギリスに不動産を購入したとして、禁錮10年と日本円でおよそ12億円に上る罰金の判決を受けました。

シャリフ元首相は、妻の看病を理由にロンドンに滞在していましたが、帰国することを決め、13日夜、東部の都市ラホールの空港に到着しました。そして、当局によって身柄を首都イスラマバード近郊に移され、収監されました。

シャリフ元首相は今後、判決を不服として控訴するものとみられます。

元首相の地盤であるラホールでは、空港周辺に多くの支持者が詰めかけるなどしたため、大勢の警官隊が動員され、一時ものものしい雰囲気となりました。

パキスタンでは今月25日に議会下院の選挙が予定されており、今回の収監によって、シャリフ元首相が率いてきた与党は打撃を受けることが予想されます。