国際ボクシング連盟 東京五輪などへ新たな組織改革案

組織運営などで問題が指摘され、2020年の東京オリンピックの実施競技から除外される可能性があるボクシングの国際競技団体が、八百長が疑われたリオデジャネイロオリンピックの審判らと決別することなどを盛り込んだ、新たな組織改革案を発表しました。
国際ボクシング連盟は、組織運営や財政管理などで問題が指摘され、去年11月に会長が辞任し、ウズベキスタン出身の会長代行も犯罪への関与が疑われるなど混迷が続き、IOCが調査を行う異例の事態となっています。

IOCのバッハ会長は、2020年の東京オリンピックの実施競技から除外する可能性があることを示し、ことし5月の理事会では、ボクシング連盟から提出された八百長などの不正防止に向けた改革案を盛り込んだ報告書について、十分でないとして、今月の理事会で再び報告するよう求めていました。

国際ボクシング連盟は13日、新たな組織改革案を発表し、この中には八百長が疑われているリオデジャネイロオリンピックの審判ら36人と決別することや、ことし10月のユースオリンピックでは審判の選考過程が適切かどうかコンサルティング会社に調査を委託すること、さらに、権力が集中していた会長の権限を減らし、理事会が会長を停職処分にしたり決定事項を破棄したりできるようにすることなどが盛り込まれました。

国際ボクシング連盟は改革案を今月18日から開かれるIOC理事会で報告する見通しで、IOCがどのように受け止めるか注目されます。