広島 安芸区 大量の土砂や流木で二次災害の懸念

広島 安芸区 大量の土砂や流木で二次災害の懸念
今回の記録的豪雨で住宅が流されるなど大きな被害を受けた、広島市安芸区の住宅団地では、1週間余りがたった今も、大量の土砂や流木が不安定な状態でとどまっていて、住民の間では二次災害への懸念の声が上がっています。
広島市安芸区矢野東の梅河団地では、今月6日の豪雨で大規模な土砂崩れが起き、およそ20世帯の住宅が流されたり土砂が流れ込んだりする被害が出ました。

一方で、団地の山沿いを中心に今も大量の土砂や流木が不安定な状態でとどまっていて、住民からは再び雨が降ればさらに被害が拡大するおそれがあるとして懸念の声が上がっています。

この団地に住む下市後正司さん(87)は、自宅には大きな被害はありませんでしたが、すぐ裏手では大きな岩や土砂とともに長さ10メートルほどもある流木が道路を塞ぎ、積み重なるような形で、別の住宅の2階部分まで押し寄せています。

下市後さんたちは、たまった流木や土砂が山から流れてくる水をせき止め、危険な状態になっているのではないかとして、一刻も早く撤去してほしいと話しています。

下市後さんは「雨が少しでも降れば、二次災害が起きるのでないかと心配していますが、われわれの手ではどうすることもできません。早く対応してほしいです」と話していました。