被災地 片づけ中にガラスや木でけが相次ぐ 放置は感染症も

被災地 片づけ中にガラスや木でけが相次ぐ 放置は感染症も
今回の記録的な豪雨で大きな被害が出た広島県では、避難の際や後片づけの作業中にけがをするケースが相次いでいて、医師などが注意を呼びかけています。
広島県坂町の小屋浦地区では、避難所となっている地元の小学校に救護所が設けられ、けがをした住民が次々に訪れています。

13日は、避難した際に足にけがをし、その後、傷が悪化したという60代の男性が診察に訪れました。

男性は土砂を取り除く撤去作業などが忙しかったためけがをそのままにしていたところ、歩くのが難しくなるほど痛みがひどくなったということです。

救護所の医師によりますと、住民の中には避難の際や後片づけの作業中に流木や割れたガラスなどでけがをするケースが相次いでいるということで、救護所を訪れた人は13日までの4日間で合わせて106人に上っています。

小屋浦地区では一部で断水が続いているため、傷口を洗わずに作業を続ける人もいて、医師はけがをそのままにしておくと感染症などを引き起こすおそれがあるとしています。

小屋浦地区の避難所で診療にあたる山口祐貴医師は「傷口に泥が入らないよう気をつけてほしい。悪化する前に早めに治療を受けてほしい」と呼びかけています。