「先行き見えず不安」避難生活1500人余り 広島県内

「先行き見えず不安」避難生活1500人余り 広島県内
甚大な被害が出た記録的な豪雨から13日で1週間です。広島県内では各地で土砂災害などが発生し、1500人余りが自宅に戻ることができず、避難所での生活を余儀なくされています。
広島県によりますと、県内で避難所に避難しているのは13日午前9時の時点で
▽呉市が255人
▽坂町が253人
▽熊野町が239人
▽広島市安芸区が198人
など23の市や町で合わせて1568人に上っています。

このうち沼田川が氾濫して大規模な浸水の被害が出た三原市本郷地区の生涯学習センターには周辺に住むおよそ50人が避難しています。

三原市下北方の松浦裕子さん(61)は自宅の1階が水没し、家族4人でこの避難所に身を寄せています。

松浦さんは「当時は午後9時ごろになって隣の家の人が避難していると聞き、私たちもあわてて避難しました。中庭の水の高さが40センチほどになっていて、ふだんの地形を思い出しながら歩きました」と振り返りました。

避難所での生活については「ゴミなどを入れる袋がなくて困っているので、配布してもらえれば衛生的にも助かります。自宅が浸水したので戻れるのかどうか先行きが見えないのが不安ですが、できれば早く自宅に戻って暮らしを再建したいです」と話していました。

三原市本郷町船木で1人暮らしをしている大名豊子さん(90)は、自宅の被害はなかったものの長引く断水の影響で11日から避難しています。

大名さんは「避難所での生活が長引くのもつらいですが、家の水が出ないうえ1人では心細いので、しばらく避難所にいることになると思います」と話していました。