東京五輪 野球の日程引き続き調整

東京五輪 野球の日程引き続き調整
2020年東京オリンピックの準備状況を確認する大会組織委員会とIOC=国際オリンピック委員会による3日間の会議が終わり、今月、大枠の承認を目指す競技スケジュールの中で、まだ日程が定まっていない野球については、試合数を増やすことと経費の増加への懸念などから議論がまとまらず、引き続き、国際競技団体と調整することになりました。
12日は、都内での会議を終えたあと、記者会見が行われました。

この中で、野球の1次リーグの方式をめぐり、グループ制か総当たり戦か、組織委員会と国際競技団体の間で議論が平行線をたどり、日程が定まっていない状況について、IOCのコーツ調整委員長は「グループ制で決まっているが、その中で試合数を増やすような努力もされている」との認識を示しました。

一方、組織委員会の森会長は「試合数や日数を増やせばお金がかかる。試合数を増やしてほしいという国際競技団体の意向も十分に踏まえながら、原則は変えず、納得を得られるようにしたい」と述べ、調整が続いていることを明らかにしました。

また、競泳の決勝種目を一般的な大会と同様に夜に行うか、海外のテレビ放送時間に配慮し、午前に行うかについて、コーツ委員長は「競泳は国際的な視点から対応されるものだ。日本以外でも非常に人気がある」と述べました。

一方、今回の会議では、大会経費を減らすために、アスリートたちが選手村の利用を開始できる日を、これまでの開会式の12日前から10日前に短縮することが確認されました。

組織委員会は、今月18日にスイスで行われるIOC理事会で、競技スケジュールの大枠の承認を目指していて、調整が続いています。