広島と呉結ぶ国道が通行可に 呉の孤立状態徐々に解消

広島と呉結ぶ国道が通行可に 呉の孤立状態徐々に解消
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豪雨による土砂崩れの影響で通行止めとなっていた、広島市と呉市を結ぶ国道31号線は、被害が出た場所に迂回路を設ける形で5日ぶりに全線で通行できるようになりました。
国道31号線は、広島市と呉市を結ぶ全長およそ20キロの幹線道路で、住民の生活や物流に欠かせない道路となっています。

しかし、今回の豪雨の影響で7か所で土砂崩れが起きたため、JR坂駅の付近から呉市吉浦までのおよそ10キロの区間が通行止めとなっていました。

特に、坂町の水尻と小屋浦の間では幅680メートルにわたる大規模な土砂崩れが起きており、いまも完全な復旧のめどはたっていません。

こうした中、国土交通省中国地方整備局は、土砂崩れが起きた区間についてはう回路を設けることにしていて、その作業が11日夜までに終わり、5日ぶりに全線で通行できるようになりました。

国道31号線が寸断されたことで呉市への支援物資の輸送などに影響が出ていましたが、12日は被災地支援にあたる自衛隊の車両や、支援物資を運ぶ車の姿が見られました。

広島市から国道で坂町を訪れた52歳の男性は、「早く通れるようになってありがたいです。物資も行き来できるようになったので、復興に向けた第一歩になると思います」と話していました。

中国地方整備局は、本格的な復旧に向けて引き続き、土砂を取り除く作業などを進めることにしています。

呉の孤立状態徐々に解消へ

今回の記録的な豪雨で呉市では主な幹線道路が土砂崩れなどで通行できなくなりましたが、広島市方面とを結ぶ国道31号線のう回路が設置され孤立状態が徐々に解消に向かっています。

呉市では今回の豪雨で、広島市や竹原市などにつながる国道や県道をはじめ、高速道路も土砂崩れや道路の陥没で通行できなくなり、一時、外部への交通手段がほとんど寸断されました。

このうち、高速道路の東広島・呉自動車道と、県道の呉・平谷線が通行できるようになったのに続き、広島市につながる国道31号線のう回路が12日設置され、さらに竹原市とつながる国道185号線の通行止めも今月15日に解消する予定で、孤立状態が徐々に解消に向かっています。

一方、広島呉道路は道路の崩壊が5か所あり、いまも通行止めが続いています。

また、鉄道も、JR山陽線と呉線のいずれも海田市駅と三原駅の間で通行止めが続いていて、復旧まで1か月以上かかる見込みだということです。