“島を襲った大津波”から25年 奥尻島で黙とう

“島を襲った大津波”から25年 奥尻島で黙とう
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北海道奥尻島を襲った大津波などで230人が犠牲となった「北海道南西沖地震」から12日で25年です。島では、住民たちが犠牲者に黙とうを捧げました。
平成5年7月12日の夜に起きた「北海道南西沖地震」では、地震や津波による死者・行方不明者が230人に上り、このうち、最大の被災地、奥尻島は198人が犠牲になりました。

地震から25年となる12日、島では発生時刻の12時間前の午前10時17分に、防災行政無線でサイレンが鳴らされ、住民が犠牲者に黙とうを捧げました。

奥尻町役場でも職員たちが静かに目を閉じて1分間の黙とうを捧げていました。当時最も大きな被害を受けた青苗地区に住む大高重利さん(63)は「25年たっても少し揺れるだけで南西沖地震を思い出します。島の人口も減り、地震のことを忘れる人もいるかもしれませんが私はずっと忘れずにいたいです」と話していました。

国は4年前、日本海側で起きる最大クラスの津波の想定を公表しましたが、奥尻町をはじめとする日本海沿岸の市町村では、ハザードマップの見直しが進んでいない自治体もあり、自治体の防災対策を支援する仕組みづくりが課題になっています。