愛媛 氾濫の肱川 専門家が現地調査

愛媛 氾濫の肱川 専門家が現地調査
今回の豪雨で氾濫した愛媛県の肱川について、専門家が現地調査を始めました。
愛媛県の南予地域を流れる肱川は、西日本を中心とした記録的な豪雨で氾濫しました。このうち、下流の大洲市では住宅が浸水するなどして4人が死亡したほか、およそ3000棟が床上まで浸水するなど大きな被害が出ました。

この被害について愛媛大学では調査団を立ち上げていて、11日は、堤防の構造などに詳しい愛媛大学大学院理工学研究科の岡村未対教授が現地調査を始めました。

岡村教授らは、住宅などの浸水被害があった春賀地区を訪れ、専用の機器で浸水の痕跡を測定するなど詳しく調べていました。

岡村教授は堤防が低くなっている場所から水があふれ出したとみていて今後、さらに詳しいデータを集めて氾濫の原因を調べることにしています。

岡村教授は「肱川は下流に行くに従って川幅が狭く、勾配も緩やかになるため水が流れにくくあふれやすいという特徴があります。堤防の整備も途中の段階でしたので、調査結果を今後の対策に生かしたい」と話しています。