将棋 羽生二冠 タイトル獲得通算100期に「王手」

将棋 羽生二冠 タイトル獲得通算100期に「王手」
将棋の八大タイトルの1つ、棋聖戦は10日、タイトルを持つ羽生善治二冠が挑戦者の豊島将之八段に勝ち、2勝2敗の五分に戻しました。羽生二冠は、次の最終局に勝つと、棋聖戦11連覇を果たすとともに、タイトル獲得数が前人未到の通算100期となります。
将棋の第89期棋聖戦の五番勝負は、タイトルを保持する羽生善治二冠(47)に豊島将之八段(28)が挑み、ここまで豊島八段が2勝1敗とリードしていました。

10日に新潟市で行われた第4局は、終盤まで激しい攻防が続く中、羽生二冠の攻めがつながり、午後7時8分、133手までで豊島八段が投了しました。

羽生二冠は2勝2敗の五分に戻し、今月17日の最終局に勝つと、棋聖戦11連覇を果たすとともに、タイトル獲得数が通算100期となり、前人未到の記録を達成することになります。

一方、最終局で豊島八段が勝てば、初めてのタイトル獲得を果たします。

羽生二冠「次は悔いの残らないように」

羽生二冠は「ずっと難しい展開で、攻め込まれる展開になって何かあったらまずいなと思いながら指していた。次の最終局は、悔いの残らないように思い切って指せたらと思います」と意気込みを語りました。

一方、次の対局で勝つと、初めてのタイトルを獲得する豊島将之八段は「難しい展開だと思っていたが、途中からまずくなった。次の対局は気持ちを切り替えて頑張ります」と話していました。