愛媛 大洲 り災証明書の申請が相次ぐ

愛媛 大洲 り災証明書の申請が相次ぐ
川が氾濫して住宅が浸水するなど大きな被害が出た愛媛県大洲市では、公的な支援などを受ける際に必要な「り災証明書」を申請する人たちが相次いで市役所を訪れています。
今回の豪雨で、大洲市では、市内を流れる肱川が氾濫して住宅に流れ込み、市によりますとおよそ3000棟が床上まで浸水するなど、大きな被害が出ました。

大洲市では市役所で「り災証明書」の受け付けが始まっていて、10日も自宅などが被災した人たちが相次いで申請に訪れていました。

「り災証明書」は、住宅や事業所など建物の被害の程度を自治体が証明するもので、公的な支援などを受けるのに必要です。

自宅の1階部分が浸水した60代の男性は「新築したばかりの自宅が浸水でダメになってしまった。発行には時間がかかるという説明だったが、できるだけ早く対応してもらいたい」と話していました。

大洲市によりますと、これまでにおよそ100件の申請があったということですが、建物の被害の調査が十分に進んでいないことからすぐに証明書を発行できる状態になっていないということです。

岡山県の24の市と町でも受け付け始まる

岡山県内では、合わせて24の市と町で、り災証明書の申請の受け付けが始まっています。

このうち、総社市のり災証明書の申請の受け付けは、市役所の隣にある市民会館で行われ、記録的な豪雨で住宅が水につかるなどの被害を受けた人たちが訪れました。

裏山が崩れ自宅の1階に土砂が流れ込んだという守谷正子さん(66)は「自宅がいつ修復できるかわからず、不安です。自分たちの力だけでは限界があるので、支援を求めたいです」と話していました。

総社市では、今回の豪雨によって住宅が床上浸水したり、全壊したりするなどの被害が、これまでに把握できているだけで977棟に上っているということです。

市は、11日と12日の2日間、合わせて6か所で順次申請を受け付けるとともに、り災証明書の発行に向け、被害家屋の調査を進めることにしています。