文科省汚職事件 林文科相「第三者調査はなるべく早く」

文科省汚職事件 林文科相「第三者調査はなるべく早く」
文部科学省の私立大学の支援事業をめぐる汚職事件で、現職の局長が逮捕されたことを受けて、林文部科学大臣は、弁護士などでつくる第三者委員会を新たに設けて、事業の選定過程などについて調査する方針を明らかにしました。
文部科学省の科学技術・学術政策局長だった佐野太容疑者は、私立大学の支援事業の選定で東京医科大学に便宜を図る見返りに、この大学を受験した息子を不正に合格させたとして、受託収賄の疑いで逮捕されました。

林文部科学大臣は10日、閣議のあとの記者会見で「再就職問題で国民の信頼を著しく損なった文部科学省が、再び国民の信頼を損なう事態に立ち至ったことは誠に遺憾で、皆様に多大なご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げる」と述べ、改めて陳謝しました。

そのうえで林大臣は「文部科学省としても、事業の信頼性の確保に向けて、第三者による具体的な検討を行うため、速やかに準備を進めるよう、事務次官に指示した」と述べ、弁護士などでつくる第三者委員会を設けて、支援事業の選定過程などについて調査するよう指示したことを明らかにしました。

林大臣は、第三者委員会の調査は、捜査の進ちょくを見ながら行っていくとしたうえで「私としてはなるべく早くやって頂ければと考えている」と述べました。