民泊仲介サイト エアビー創業者が語る 新法施行後の展開は

民泊仲介サイト エアビー創業者が語る 新法施行後の展開は
民泊仲介サイトの世界最大手「エアビーアンドビー」の共同創業者がNHKの取材に応じ、いわゆる民泊新法の施行を前に、届け出のない物件の予約をキャンセルしたことについて、今後、各物件の家主に届け出を促し、紹介できる物件の確保に努めていく考えを強調しました。
15日施行される民泊新法では、民泊の部屋を貸し出す人は自治体への届け出が必要になりますが、ルールの厳しさなどから届け出数は伸び悩んでいて、エアビーアンドビーは、先週から、届け出のない物件の予約を一部、キャンセルしています。

会社の共同創業者のネイサン・ブレチャージク氏は、NHKの取材に対し「法律とは別に、全国の自治体では民泊の細かなルールに関する変更が続いていて、われわれが詳細を把握できたのはつい最近のことだった」と述べ、ルールを正確に把握できず手続きが遅れたことからキャンセルに踏み切ったと説明しました。

そのうえで、「現在、数千の家主が、届け出の準備を進めているので近く、届け出数は大きく増加するだろう。ほかの家主に対しても、引き続き、手続きを呼びかけ、必要なサポートをしていく」と述べ、各物件の家主に届け出を促し、紹介できる物件の確保に努めていく考えを強調しました。

エアビー「民泊関連のサービス充実させる」

15日の民泊新法の施行を前に、仲介サイトの世界最大手「エアビーアンドビー」は、国内の36の企業と提携し、利用者にポイントを付与するなど民泊に関連するサービスを充実させていくと発表しました。

このうち、「Tポイント」を展開する「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」との提携では、エアビーアンドビーに掲載された物件の利用者にポイントがたまるようにします。

また、家具販売大手の「大塚家具」とも提携し、民泊の家主を対象に、家具やインテリアを通常より割安で販売したりレンタルしたりするサービスを始めるとしています。

さらに、住宅メーカーの「オープンハウス」とも提携し、民泊に利用しやすい住宅を販売するとともに仲介サイトで紹介していくということです。

会見でエアビーアンドビーの共同創業者のネイサン・ブレチャージク氏は「今回の提携で家主と利用者、双方のサポートが手厚くなり、より快適に利用できるようになるだろう」と述べました。