アマゾンのレビュー・苦情を分析 製品事故を防ぐ

アマゾンのレビュー・苦情を分析 製品事故を防ぐ
製品事故を調査するNITE=製品評価技術基盤機構は、ネット通販大手「アマゾン」と協定を結び、消費者から寄せられる製品のレビューや苦情などを分析して事故を未然に防ぐ新たな安全対策を進めることになりました。
NITEの辰巳敬理事長と「アマゾンジャパン」のジェフ・ハヤシダ社長は13日、都内で調印式にのぞみ、協定書を交わしました。

この協定に基づき、アマゾンは今後、消費者から寄せられた製品のレビューや苦情の中から、誤使用や事故につながりかねないいわゆる「ヒヤリハット」に関する情報をNITEに提供します。

NITEはこの情報をもとに製品の問題点などを分析したうえでアマゾンに伝え、アマゾンは製品を買った消費者に注意を呼びかけ、必要に応じてNITEも呼びかけを行います。

NITEがネット通販会社と情報共有の協定を結ぶのは初めてで、月に100件ほどの情報をアマゾンを通じて得られる見通しだということです。

NITE製品安全センターの新井勝己所長は「これまで事故が起きた製品の情報は集められたが、事故の前段階にあたる誤使用や『ヒヤリハット』の情報は集めるのが難しかった。効果的に情報を集めるとともに消費者の行動分析も行い、事故を未然に防ぎたい」と話しています。