国内初の障害者サーフィン大会 千葉 いすみ

国内初の障害者サーフィン大会 千葉 いすみ
手や足などが不自由な人たちが義足などをつけて競技する障害者サーフィンの国内では初めての大会が、千葉県いすみ市で開かれました。
この大会は、去年10月に設立された日本障害者サーフィン協会が障害者サーフィンを多くの人に知ってもらおうと、国内で初めて開きました。

関東各地から手や足などに障害のある8人が義足をつけるなどして出場し、波の動きを見ながらタイミングを図ってボードの上で立ち上がるなどして、波に乗っていました。

このうち右半身にまひのある75歳の男性は、ボードに腹ばいになったまま、10メートルほど波に乗り、観客から大きな拍手が送られていました。

大会を見学した千葉県茂原市の30代の女性は「障害があっても立派に波に乗っている姿を見て感動しました」と話していました。

茨城県から出場した事故で右足を失ったという42歳の男性は「とても気持ちよかったです。障害があってもここまでやれることを見てほしくて参加しました。うまく立てなかったのでもっと練習したいです」と話していました。

日本障害者サーフィン協会は去年設立

障害者サーフィンは、義足などを使い立ってボードに乗るクラスや、腹ばいでボードに乗るクラス、重度の視覚障害がある人のクラスなど障害に応じた6つのクラスごとに競技が行われます。

3年前からは、アメリカで毎年、国際大会が開かれていますが、国内での知名度は低いため、競技の普及を図ろうと去年10月に「日本障害者サーフィン協会」が設立され、およそ100人が会員として登録しています。

日本障害者サーフィン協会の阿出川輝雄代表理事は「波に乗るのは最高の瞬間です。2年後の東京オリンピックでサーフィンが行われる機会も利用して、国内での知名度を高めたいです」と話しています。