北朝鮮 中央軍事委で新たな軍事政策か 米に対決姿勢示さず

北朝鮮 中央軍事委で新たな軍事政策か 米に対決姿勢示さず
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北朝鮮の国営メディアは、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長が、中央軍事委員会の会議に出席したと伝えました。先月、核開発と経済の立て直しを並行して進める路線に区切りがついたと表明したことを受けて、新たな軍事政策の方針が打ち出された可能性がある一方、アメリカへの対決姿勢は示しませんでした。
北朝鮮の国営テレビは、党で軍事政策を統括する中央軍事委員会の拡大会議が開かれ、キム・ジョンウン委員長が出席したと、18日に伝え、その際の映像を放送しました。

会議では、「軍をさらに強化して国防事業全般を改善するための対策が協議、決定された」としていて、キム委員長は軍の近代化や軍人の生活改善などに関する方針を示したということです。

先月の党の中央委員会総会で、北朝鮮は「核の兵器化の完結」を主張して、これまで掲げてきた核開発と経済の立て直しを並行して進める「並進路線」の「勝利宣言」を行って、今後は経済の立て直しに全力を挙げる方針を強調していました。

これを受けて今回の会議では、新たな軍事政策の方針が打ち出された可能性があります。

北朝鮮は16日、来月の米朝首脳会談を取りやめる可能性を示唆し非核化をめぐってアメリカとの駆け引きが続いていますが、今回の会議でキム委員長は、トランプ政権への対決姿勢は示しませんでした。