財務省の改ざん前資料 野党「一部だけでも今週中に公表を」

財務省の改ざん前資料 野党「一部だけでも今週中に公表を」
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財務省の決裁文書の改ざん問題をめぐり、改ざん前の資料の提出が来週にずれ込む見通しとなっていることを受けて、野党側の国会対策委員長が会談し、一部だけでも今週中に公表するよう、改めて与党側に求めていく方針を確認しました。
財務省の決裁文書の改ざん問題をめぐり、今週18日をめどとしていた改ざん前の資料の提出が、来週23日にずれ込むという見通しが自民党から伝えられたことを受けて、立憲民主党など野党側の国会対策委員長は、財務省からヒアリングを行いました。

この中で、財務省の担当者は「関係する資料が数千ページもあり、精査に時間がかかっている」などと説明しました。

このあと、野党側の国会対策委員長が対応を協議し、財務省の資料の提出について「ずるずると期限が引き延ばされるのは受け入れられない」として、一部だけでも今週中に公表するよう、改めて与党側に求めていく方針を確認しました。

立憲民主党の辻元国会対策委員長は記者団に対し、「自民党は財務省の御用聞きのようだ。『財務省が出せないと言っている』と伝書ばとのように野党に伝えに来るだけで、自民党は与党としての役割を果たすべきだ」と述べました。

官房副長官「可能な限り速やかに作業」

西村官房副長官は午前の記者会見で、「書き換え前の決裁文書の原本が完全な形であるわけではなく、全体で3000ページ以上になると聞いているが、間違いのない正確なものを提出するよう財務省が鋭意作業を行っている。不開示情報もあり、マスキング=黒塗りする作業を行う必要もあると聞いているが、いずれにせよ国会の要請に応えるべく、可能な限り速やかに作業を進めてもらいたい」と述べました。