2年連続最終赤字のパイオニア カーナビ受注生産見直し

2年連続最終赤字のパイオニア カーナビ受注生産見直し
カーナビゲーション大手のパイオニアが、ことし3月期の決算で2年連続の最終赤字になりました。車の電動化やIoT化で高機能化するカーナビやカーオーディオの開発費がかさんでいるためで、会社では、ほかの企業との提携も含めて事業を見直すことを明らかにしました。
発表によりますと、パイオニアのことし3月期の決算は、売り上げが3654億円と前の年に比べて5.5%減り、最終的な損益も71億円の赤字で、2年連続の最終赤字になりました。

これは、新車に搭載されるカーナビやカーオーディオを受注生産する主力の事業が赤字になっていることが主な要因です。

会社では、車の電動化やIoT化が加速し、カーナビを通じて渋滞情報などを共有するシステムや、カーオーディオとスマートフォンが連動するシステムなどの新たな機能の開発費がかさんでいると説明しています。

このため、主力のカーナビなどの受注生産は、今後見直し、ほかの企業と提携して合弁会社を作ることも含め、ことし秋までに抜本的な対策をまとめる考えを明らかにしました。

パイオニアでは小谷進社長が退任し、ことし6月に森谷浩一常務が社長に昇格する人事を14日にあわせて発表し、新たな体制で見直しを進める方針です。