韓国 セウォル号沈没事故から4年 追悼式典

韓国 セウォル号沈没事故から4年 追悼式典
韓国南部で旅客船セウォル号が沈没し、高校生ら299人が死亡した事故から4年となる16日、ソウル近郊で追悼の式典が行われ、ムン・ジェイン(文在寅)大統領は、再発防止を誓い、事故の原因究明や行方不明者の捜索を徹底していくというメッセージを寄せました。
4年前の2014年4月16日、韓国南部の沖合で旅客船セウォル号が沈没した事故では、修学旅行中だった高校生を含む299人が死亡し、依然として5人の行方が分かっていません。

16日は、事故に巻き込まれた高校生たちが通っていた学校がある、ソウル近郊のアンサン(安山)で追悼の式典が行われ、遺族や市民などが犠牲者をしのんで黙とうをささげました。

式典では、ムン・ジェイン大統領からのメッセージが読み上げられ、この中でムン大統領は「生命と安全が国民の最も貴い基本権になるよう努力する。事故を記憶して安全な韓国をつくるという私の約束を必ず守る」として、事故の再発防止を誓いました。

そのうえで、「遺族や国民の前で、事故の真実の究明を約束する。行方不明者の捜索も最後まで最善を尽くす」として、いまだ行方が分かってない5人の捜索を続けていくと強調しました。

セウォル号の沈没事故をめぐっては、前のパク・クネ(朴槿恵)政権が「大統領への報告が遅れたことを隠したのではないか」などと厳しく批判され、パク政権での政府の委員会の調査が不十分だという意見も根強く、現在のムン政権は新たに政府の委員会を設置し、調査を続けています。