男子ゴルフ米ツアー 小平智が初優勝

男子ゴルフ米ツアー 小平智が初優勝
男子ゴルフのアメリカツアーの大会は15日、サウスカロライナ州で最終ラウンドが行われ、首位に6打差でスタートした小平智選手がプレーオフを制し、逆転でアメリカツアー初優勝を果たしました。日本選手の優勝は去年の松山英樹選手以来5人目です。
首位と6打差の12位でスタートした小平選手は、この日バーディー7つ、ボギー2つで、スコアを5つ伸ばし、通算12アンダーとして韓国のキム・シウ選手と並んで首位に立ち、勝負は2人によるプレーオフに持ち込まれました。

プレーオフはパー3の3ホール目、小平選手が7メートル余りのパットを沈めてバーディーを奪い、優勝を決めました。

小平選手は「アメリカツアーは目指していた舞台なので本当にうれしい。プレーオフに入ってから、ずっと緊張していた。最後のパットを決めることができて気持ちがいい」と優勝の喜びを話していました。

小平選手はアメリカツアー初優勝で、日本選手の優勝は去年の松山英樹選手以来、5人目です。

小平選手 28歳のショットメーカー

小平智選手は東京都出身の28歳。正確なショットが持ち味のショットメーカーです。

去年は国内ツアーで2勝を挙げ、賞金ランキングで自己最高の2位に入りました。部門別でも、平均ストロークの数、パーオン率、バーディー率でトップの成績を残しました。

2010年に大学を中退してプロ転向し、国内ツアー大会では2013年の日本ツアー選手権でメジャー大会で自身の初優勝を果たすと、2015年には日本一を決める日本オープンでも優勝するなど、これまでに国内では通算6勝を挙げています。

海外志向が強く、ヨーロッパツアーやアメリカツアーの大会にも積極的に出場し、前の週の海外メジャー大会、マスターズ・トーナメントでは初出場で28位に入っていました。

私生活では去年、女子ゴルフの元賞金女王、古閑美保さんと結婚しています。

待機中には妻の古閑さんが激励

今回の最終ラウンドで小平智選手は、18ホールを終えた段階で通算12アンダーの2位でホールアウトし、ほかの選手の結果しだいでプレーオフに出場する可能性があったため、キャディーやスタッフと一緒にクラブハウスで待機していました。

その間にゴルフの国内女子ツアーで優勝12回、2008年には賞金女王にも輝いた妻の古閑美保さんとスマートフォンで連絡をとると、美保さんから「練習しておいでよ、練習」と言われ、小平選手も「わかりました。じゃあ練習してきます」と応じていました。

その後、小平選手はパットの練習をしている間にプレーオフ出場を知らされ、カートに乗って再び試合に向かいました。