南アフリカ ズマ大統領が辞任表明

南アフリカ ズマ大統領が辞任表明
数々の不正疑惑を抱え、野党のみならず与党からも退陣への圧力が強まっていた南アフリカのズマ大統領が14日夜、首都プレトリアで緊急の記者会見を開き、直ちに辞任する意向を表明しました。
南アフリカのズマ大統領は、2009年に大統領に就任し、現在2期目ですが、公金流用など数多くの不正疑惑が持ち上がり、野党だけでなく、ズマ大統領の下で支持率が低迷する与党のANC=アフリカ民族会議も即刻辞任するよう求めていました。

これに対し、ズマ大統領は「私は何も悪いことをしていない」などと主張し、直ちに辞任することは徹底的に拒否する姿勢を示していましたが、14日夜、首都プレトリアで緊急に記者会見を開き、「私の処遇をめぐってANCが分断してはならない」と述べたうえで、直ちに辞任する意向を表明しました。

ズマ大統領をめぐっては、15日には与野党が協力して議会で不信任決議案が採決されることになっていて、強制的に退陣に追い込まれる可能性が高まっていました。

ズマ大統領が辞任を表明したことで、後任の大統領には去年12月に与党ANCの党首になったラマポーザ副大統領が就任する見通しです。