H&M ”差別広告” 南アフリカで店舗襲撃も

H&M ”差別広告” 南アフリカで店舗襲撃も
k10011288881_201801142103_201801142104.mp4
世界的な衣料品専門店のH&Mが猿という英語の文字がプリントされたパーカーの広告のモデルに黒人の少年を起用し、「人種差別」などと批判が相次いだ問題で、南アフリカでは、この会社の衣料品を扱った店舗が襲撃されるなどの事態となっています。
この問題は、全世界で店舗を展開しているスウェーデンに本社のある大手衣料品専門店のH&Mが、ウェブサイトに掲載された広告で、「ジャングルで最もかっこいい猿」と英語でプリントされたパーカーのモデルに黒人の少年を起用し、「人種差別主義だ」などと批判を受けているものです。

この問題を受けて、南アフリカでは、過激な行動で知られる野党の「経済的解放の闘士」が、13日、抗議デモを呼びかけ、最大都市ヨハネスブルクなど各地でH&Mの商品を扱っている店舗に支持者が詰めかけました。

一部の店舗では店舗の襲撃事件も起きて、現地からの映像では、支持者らが店内で暴れ、商品を破壊するなどの行為が映っています。

この問題でH&Mはすでに謝罪を行っていますが、「経済的解放の闘士」は、「人種差別に対して謝罪をすれば許されるという時代は終わった」などと強調し、暴力的な事態になったことを正当化しようとしています。

アフリカへの差別の問題をめぐっては、アメリカのトランプ大統領が、アフリカの国々などを「不潔だ」と述べるなど侮辱する発言をしたと伝えられ、アフリカ各国で反発が広がっています。