スキージャンプ女子 高梨2位 通算54勝目ならず

スキージャンプ女子 高梨2位 通算54勝目ならず
スキージャンプ女子のワールドカップで、日本のエース、高梨沙羅選手が個人戦で今シーズン初めて2位に入りました。男女を通じたワールドカップ最多優勝記録を更新する通算54勝目は挙げられず、今月19日から山形県で行われる大会で再び記録を目指します。
高梨選手は、昨シーズン、男女を通じて最多に並ぶワールドカップ通算53勝を挙げましたが、今シーズンは開幕から13日までの個人戦5試合で3位が最高です。

高梨選手は、13日に続いて札幌市の宮の森ジャンプ競技場で行われた大会に出場し、1回目は90メートルを飛んで3位につけました。逆転を狙った2回目は飛距離を93メートルに伸ばし、合計ポイントを231.4として、一時はトップに立ったものの最後は逆転を許しました。

高梨選手は今シーズン初めて個人戦で2位に入りましたが、男女を通じたワールドカップ最多優勝記録を更新する通算54勝目は挙げられず、今月19日から山形県で行われる大会で再び記録を目指します。

優勝はノルウェーのマーレン・ルンビ選手、3位はドイツのカタリーナ・アルトハウス選手でした。

日本勢では、ピョンチャンオリンピックの代表に内定している伊藤有希選手は5位、岩渕香里選手は10位、勢藤優花選手は23位でした。

高梨「1歩ずつでも前進できている」

今シーズン初めて2位に入った高梨沙羅選手は「目指したのは優勝なので、いい内容を2回そろえられなかった結果だと思うが、課題には着実に取り組めているので、1歩ずつでも前進できていると思う」と振り返りました。

そして、「地元の大勢の応援でもらったパワーが今後のワールドカップやオリンピックにつながっていくと思うので、この試合を大切に心にとどめて次に進んでいきたい」と気持ちを切り替えていました。

伊藤「課題を一つ一つクリアしたい」

5位だった伊藤有希選手は「アプローチのポジションがよくなったと思うが、なかなか飛距離につながっていない。オリンピックまでまだ時間はあると思っているので、課題を一つ一つクリアしていきたいし、この収穫を次の試合につなげていきたい」と話していました。

岩渕「1回目の失敗が響いた」

10位の岩渕香里選手は「予選でいいジャンプができていたので表彰台を目指して、意気込んで臨んだ試合だったが、1回目の失敗が響いて、2回目もタイミングを外してしまった。前日の失格など思わぬ出来事にも今後は対応できるように、修正していきたい」と話していました。

勢藤「アプローチがよくなってきている」

23位の勢藤優花選手は「今回のワールドカップは、これまでの試合に比べて、アプローチの滑りがよくなってきていると感じている。さらにいい感覚でオリンピックに臨めるように、次のワールドカップでも頑張りたい」と話していました。