北海道 阿寒湖のマリモの分布面積が40%拡大

北海道 阿寒湖のマリモの分布面積が40%拡大
国の特別天然記念物に指定されている北海道「阿寒湖のマリモ」の分布面積が、6年前に比べておよそ40%拡大していることがわかりました。調査を行った釧路市の教育委員会などは、おととし相次いで北海道に接近、上陸した台風によって、生育の妨げになっていた水草が減ったためではないかと見ています。
釧路市教育委員会などで作る「阿寒湖のマリモ保全推進委員会」は、去年8月、湖の中のマリモと、マリモの生育の妨げになっていると見られる浅瀬にある水草の分布を6年ぶりに調べました。

その結果、マリモが生育する面積は1.2ヘクタールと、6年前に比べておよそ40%拡大していることがわかりました。
一方、浅瀬にある水草の面積はおよそ80%縮小したということです。

調査を行った委員会では、おととし北海道に相次いで接近、上陸した台風で湖が増水し、浅瀬にあった水草が流れ出した水域で新たにマリモが育ったと見ています。

委員会の事務局を務める尾山洋一さんは「今後、再び水草が増えた場合にマリモがどのような影響を受けるのかなど、引き続き調べていきたい」と話しています。